【今がおすすめ!?】BIG4税理士法人の就職難易度は下がっている

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「BIG4税理士法人の就職難易度はやっぱり高いのかな?」

こんにちは。
税理士のもなた(@TaroZeikin15214)です。
今回はこんな疑問にお答えしていきます。

私は、現在BIG4税理士法人の内の1社に勤務しています。BIG4税理士法人で働く前は、中小規模の税理士法人2社での勤務経験があります。

実際にBIG4税理士法人へ転職活動をしたからわかる就職難易度をお伝えします。

結論からお伝えすると、BIG4税理士法人への就職難易度は高いですが、以前よりは難易度が下がっていると感じます。そのため、就職を迷われているようであれば今チャレンジすることをおすすめします。

また、私がBI4税理士法人に転職した際に実際に活用した転職エージェント等、BIG4税理士法人への転職を考えている方におすすめな転職エージェントを合わせて紹介しています。税理士業界への転職は普通の企業への転職とは市場が異なるため、税理士業界に強い転職サイトに登録しておくことが重要です。

BIG4税理士法人の難易度は下がっている?

もなたの弟子
 

BIG4税理士法人の就職難易度ってやっぱり高いんですか?

BIG4税理士法人の就職難易度は高いです

難易度が高い理由はこちらで解説していますが、私が転職活動をする際も、「BIG4税理士法人の就職難易度は高いんだろうな。自分では難しいだろう。」と考えていました。

しかし、蓋を開けたら見事内定を頂くことができました。

難易度は高いですが、以前よりは就職難易度は下がっていると感じます。

難易度が下がっている理由としては下記2つの理由が考えられます。

・就職市場は売り手市場
・税理士受験生の経常的な減少
それぞれ、解説していきます。
 

就職市場は売り手市場

難易度が下がっている1つ目の理由は、就職市場が売り手市場であることです

これは、税理士業界に限った話ではありませんが、少子高齢化の影響もあり就職市場はここ数年「売り手市場」が続いています。この影響で、以前よりBIG4税理士法人の求人倍率が下がり就職難易度が下がっていると考えられます。

税理士受験生の恒常的減少

2つ目の理由は、税理士受験生が年々減少していることです

税理士受験生が減少しているのは、一つ目の売り手市場であることの原因でもあった少子高齢化の影響が大きいでしょう。若年層が減れば受験生も当然減少します。

税理士受験生が減れば、税理士業界への就職希望者が減少し、応募倍率が下がった結果難易度が下がっていると考えられます。

また、AIの普及により税理士の仕事がなくなると噂されているのも税理士受験生減少の原因と考えられます。

税理士試験は難易度が高く、長期化リスクも高い試験です。

苦労して税理士試験を乗り越え、税理士になれたときに税理士という仕事がなくなっていたらと思うと恐ろしいですよね、。

では、AIによって税理士の仕事がなくなるか?

もなた
もなた

私はなくならないと考えています。記帳代行等なくなる業務はあると思いますが、それはむしろ好都合です。空いた時間で税理士としての仕事により集中できますから。

今こそBIG4税理士法人に挑戦しよう

BIG4税理士法人への応募者が減少し、ライバルが減少している現在はBIG4税理士法人に転職する絶好のチャンスと考えます

売り手市場はしばらく続くと考えられますが、風向きがいつ変わるかはわかりません。BIG4税理士法人への就職を迷われている方は、チャンスがある今是非挑戦して欲しいなと思います

難易度が高いといわれる理由

そもそも、BIG4税理士法人の就職難易度が高いといわれる理由は、下記のとおりです。

・人気の就職先であり倍率が高い
・ライバルのレベルが高い
・採用枠が少ない
・合格科目数等応募要件がある

それぞれ解説していきます。

税理士業界で人気の就職先

難易度が高いといわれる一つ目の理由は、BI4税理士法人が人気の就職先だからです

税理士業界で働く人であれば、一度はBI4への転職を考えたことがあるのではないでしょうか。この記事を読まれているあなたもその一人でしょうか。私もそうでした。

会社員
 

憧れますよね!

BIG4という響きがかっこいいんだよなー。

税理士業界のトップに立つ企業であり、年収の高さや福利厚生が充実しているのも人気の理由の一つです。

事務所内で聞く噂ですが、各事務所の所長クラスになると1,2年間の年収で家を買えるくらいのお金をもらえるとか。

ライバルのレベルが高い

2つ目の理由は、ライバルのレベルの高さです

BIG4税理士法人への転職で、ライバルとなるのは他の税理士法人で勤めていた税理士先生、数科目の科目合格をしている税理士受験生等です。

税理士受験を突破している猛者たちと戦う必要があり、難易度が高い原因の一つです。

採用枠が少ない

3つ目の理由は、採用枠が多くないことです

一般の大手企業のように大量採用をするわけではなく採用枠が多くないのも難易度が高い理由の一つです。

募集自体は、新卒だけでなく中途も募集しており、中途の応募は年中募集しているため転職タイミングは自由に選ぶことができます

応募要件がある

4つ目の理由は、応募要件があることです。

BIG4税理士法人へ応募条件として、税理士試験の合格科目数が2科目以上であることが一般的です。

昔は3科目以上必要であったことを考えると、依然として2科目以上の科目合格は必要ですがこの点からも難易度が下がっていると言えます。

BIG4税理士法人の仕事内容

続いて、BIG4税理士法人の仕事内容を簡単に紹介します。

月次往査

月次往査は、毎月クライアント先を訪問し先方が起票した仕訳や試算表を確認します。

税務上の誤りがないか確認するのはもちろんですが、経営状況の確認や変わった取引がないか等会社の1か月の動きを確認します。

月次往査というと記帳代行を想像する方もいると思いますが、BIG4税理士法人では記帳代行業務はありほとんどありません。仕訳の記帳はクライアント先が行い、完成したものをレビューします。

決算作業

クライアントが決算を迎えると、確定申告書の作成または先方が作成した確定申告書のレビューを行います。

また、上場企業では決算のタイミングだけではなく四半期のタイミングでも決算業務を行います。BIG4税理士法人のクライアント先には上場企業も多いため、年に4回決算作業を行うことが多いです。

その他業務

月次往査、決算作業は経常的に発生する業務です。

この経常的業務とは別に、人によって相続業務や国際税務、事業承継、M&A業務などの業務をこなしていきます。

BIG4税理士法人で働くことのメリット・デメリット

続いて、BIG4税理士法人で働くことのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

専門的な税務知識が身につく

1つ目のメリットは、クライアントの規模が大きく専門的な税務知識が身につくことです

クライアントが小規模会社の場合、別表調整が必要なのは税金の部分だけということがざらです。BIG4税理士法人となるとクライアントの規模が大きく嫌でも税務知識を身につけることができます。

また、クライアント数も多いので、自分がやりたい業種のクライアントがあれば携われる可能性があります。選択肢が多いということですね。

職歴に箔がつく

2つ目のメリットは、一度BIG4税理士法人の勤務経験があると職歴に箔が付きます。将来別の税理士法人に転職する際や独立する場合に有利に動くことがあるかもしれません

デメリット

続いて、デメリットの紹介です。

将来の独立に不利?

1つ目のデメリットは、メリットの反対で小規模クライアントの業務に携わる機会が少なく、将来独立を考えている場合には小規模クライアントの経験が乏しくなることです

私が中小規模の税理士法人で働いていた際は、クライアントから質問されることといえば税務的な質問よりも社会保険料のことだったり、資金繰りのことでした。求められる知識の範囲が異なります。

ただ、これに関しては大きなデメリットとは感じておらず、BIG4税理士法人で培った知識や調べ方のノウハウなど必ず役に立つことがあると思いますし、応用していけば何とかなると感じています。もちろん勉強は必要ですけどね。

繁忙期は忙しい

2つ目のデメリットは、繁忙期は業務が忙しいことです

繁忙期は12月から5月頃で、この時期は残業時間が多くなるため、プライべーのイベントが多い方や税理士受験生等は時間の管理が難しくなります。

ただ、BIG4税理士法人でも残業を減らそうという流れはあり、36協定の規定もあるため過度な残業は減っていると感じます。

この時期が忙しいのはBIG4に限った話ではなく、税理士業界で働く場合にはどこでも同じでしょうしね。BIG4税理士法人の仕事の忙しさに関しては、次の記事で詳しく解説しています。

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BIG4税理士法人への転職は転職エージェントの利用が必須

BIG4税理士法人の就職難易度、仕事内容、BIG4で働くことのメリット・デメリットについて解説しました。

就職市場が売り手市場であることや税理士受験生の減少により、現在BIG4税理士法人への就職難易度は下がっていると考えらえます。就職を迷われている方には、チャンスがある今是非チャレンジして頂きたいです。

BIG4税理士法人への転職活動をする際は、転職エージェントを活用するようにしましょう

転職エージェントを利用することのメリットは次のとおりです。

・履歴書等の添削、面接練習をしてもらえる
・スケジュール調整等が任せられるため転職活動時の負担が軽減される
・年収等の希望条件を代理で伝えてくれる
・無料で活用でき金銭的負担がない

税理士業界への転職は普通の会社への転職とは市場が異なるため、税理士業界に強い転職サイトに登録しておくことが重要です。

BIG4税理士法人への転職はもちろんですが、BIG4税理士法人に限らず税理士業界への転職を考えている方におすすめの転職エージェントを最後にご紹介します。

MS-Japan


おすすめする転職エージェントは、MS-Japanです。

おすすめする理由は、私が実際にMS-Japanさんにお世話になりBIG4税理士法人に転職することができたからです。

税理士業界に特化した転職エージェントであるため、税理士業界に対する情報量が多かったです。また、担当の方が親身にサポートしてくださり今でも感謝しています。

MS-Japanをおすすめするのは、他にも下記のような強みがあるためです。

・経理・税理士などに特化した人材紹介会社
・大手監査法人、会計事務所とのネットワークがあり、 大手上場企業、外資企業優良ベンチャー企業または会計事務所まで幅広い求人情報がある
・高い専門性をもつキャリアアドバイザーが多数在籍
・管理部門特化型エージェントNo.1に選出された実績あり
・求人4000件以上掲載

無料で登録ができ、全てのサービスを無料で利用することができます

まずは、無料登録から始めてみましょう。

 

 

次の記事では、Big4税理士法人への転職について解説しています。

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