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「青色申告特別控除」と「基礎控除」は併用して使えるの?
こんにちは。
税理士のもなた(@TaroZeikin15214)です。
今回はこんな疑問にお答えしていきます。
結論からお伝えすると、両制度は併用可能です。
さらに両制度とも適用要件が容易である上に、併用することで合計113万円の所得控除を受けられます。
当記事で各制度への理解を深めて頂き、是非両制度とも活用するようにしてください。
■この記事でわかること
・両制度の併用について
・「基礎控除」とは
・「青色申告特別控除」とは
・制度適用のための申請書を簡単に作成する方法
青色申告特別控除と基礎控除は併用可能?
「青色申告特別控除」と「基礎控除」は併用可能です。
両制度を併用することで合計113万円の所得控除が受けられます。
■制度併用で最大113万円の所得控除
・基礎控除:48万円控除
・青色申告特別控除:65万円控除
⇒合計113万円控除
両制度とも制度適用へのハードルが低いため、併用して適用することをおすすめします。
各制度の特徴を確認しましょう。
基礎控除とは
基礎控除とは、所得税の計算において収入から48万円控除できる制度です。
基礎控除を適用するために必要な手続きはなく、国民のだれでも控除可能です。
ただし、所得金額が2,4000万円超の人は所得金額に応じて基礎控除額が減少します。
引用:国税庁_確定申告の手引き
青色申告特別控除とは
青色申告特別控除の適用要件
「青色申告特別控除」とは、一定の要件を満たすことで65万円の所得控除を受けられる制度です。
■青色申告特別控除「一定の要件」
1.事業所得または不動産所得がある
2.複式簿記で帳簿の記帳をしている
3.青色申告決算書を添付して申告
4.e-Tax当等で電子申告を行う
5.「所得税の青色申告承認申請書」を提出する
65万円控除は嬉しいな!でも、複式簿記とかできるかなあ。
会計ソフトを使用すれば、簡単に複式簿記で記帳ができますよ。
会計ソフトの中には1年間無料で使えるものもあります。
帳簿作成に必要な時間の節約、経営状況の把握にもつながりますのでまだ導入していない方は導入を検討しましょう。
フリーランスの方におすすめの会計ソフトは次の記事で解説しています。
申請書を簡単に作成する方法
青色申告特別控除の適用を受けるためには、「所得税の青色申告承認申請書」の提出が必要です。
自分で申請書を作れるかな。
・申請書を自分で作れるか不安
・申請書を作るのがめんどう
といった方には「Money Fowardクラウド開業届」というサービスがおすすめです。
「Money Fowardクラウド開業届」はフォームに沿って入力するだけで5分ほどで申請書を作成できるサービスです。
わからないことがあってもガイドがついているので安心して入力を進めることができます。
サービスが無料で利用できる内に作成しておきましょう。
まとめ
今回は、「青色申告特別控除」と「基礎控除」の併用について解説しました。
両制度は併用可能であり、併用することで最大113万円の所得控除を受けられます。
制度適用へのハードルも低いため、是非併用して適用するようにしてください。
当ブログでは、フリーランスの方が税金で損をしないための情報を発信しています。
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