・納付書書き損じた、。新しい納付書が欲しいけど国税庁のHPからダウンロードできる?
・納付書の入手方法を教えて
こんにちは。
税理士のもなた(@TaroZeikin15214)です。
今回は、こんな疑問にお答えします。
結論からお伝えすると、国税庁のHPから納付書のダウンロードはできません。
ただ、他にも入手方法はありますのでご安心ください。
さっそく確認していきましょう。
■この記事を書いた人
・20代税理士
・世界4大税理士法人勤務経験有
・税金やお金に係るお得な情報を発信
国税庁のサイトから納付書はダウンロードできない
冒頭でもお伝えしましたが、納付書は国税庁のサイトからダウンロードすることができません。
納付書は基本的に3枚複写となっており、印刷して3枚手書きというわけにはいかないからです。
また、国税庁は「社会全体の効率化と行政コスト抑制の観点から、令和6年5月以降に送付する分から一定の法人・個人については納付書の事前の送付を取りやめる」と発表しています。
■一定の法人・個人とは?
○e-Taxにより申告書を提出されている法人の方
○e-Taxによる申告書の提出が義務化されている法人の方
○e-Taxで「予定納税額の通知書」の通知を希望された個人の方
○「納付書」を使用しないダイレクト納付等により納付されている法人・個人の方
つまり、紙以外の納付方法を採用している方については納付書の事前送付を辞めるということです。
詳しくはこちらの国税庁のサイト「国税庁:納付書の事前送付に関するお知らせ」に記載されています。
紙での納付を選択されている方にはこれまでどおり納付書が届きますが、国税庁のHPから納付書がダウンロードできず、納付書の事前送付は取りやめる方向に進んでいることを考えると納付書の入手が今後より難しくなりそうです。
納付書を入手する3つの方法
それでは、納付書を入手する方法を3つ紹介します。
税務署に郵送を依頼する
税務署に電話連絡をして、納付書を郵送してもらう方法です。
郵送してもらう場合には、納付期限に余裕をもって連絡をしましょう。連絡してすぐに届くかはわかりませんからね。
また、書き損じたときのために予備も含めて多めに郵送をお願いするようにしましょう。
税務署や金融機関に直接取りに行く
税務署や金融機関に納付書は用意されていますので、直接取りに行く方法もあります。
銀行に納付書が置いてあるなら、納付する時に銀行で書けばいいか。
納付期限に余裕があればいいですが、納付期限直前でそれをするのはおすすめしません。
金融機関には納付書の在庫がない可能性もあります。
金融機関に納付書が置いていなかったからという理由では、納付期限に遅れた理由として税務署は認めてくれないでしょう。
納付書は事前に用意が大切です。
会計ソフトから印刷する
お使いの会計ソフトによっては、納付書を印刷することができます。
その際1点注意して頂きたいのが、納付書の印刷方法です。
国税庁の納付書はカラーになっていますので、印刷時はカラーで印刷してください。
また、印刷用紙はなるべくインク滲みの少ない用紙をご用意ください。印刷した納付書に、滲み、かすれ、インクとび等の汚れがあると機械で上手く読み取れないようです。
詳しくはこちらの国税庁のサイト「国税庁:印刷の設定方法」に記載されています。
国税庁 納付期限一覧
法人税、所得税、源泉所得税等の各税目の納付期限は、こちらの国税庁のサイト「主な国税の納期限(法定納期限)及び振替日|国税庁 (nta.go.jp)」でまとめられています。
納付期限前に必ず納付をするようにしましょう。
納付方法一覧
税金の納付方法は、紙での納付以外にもキャッシュレスで納付する方法も用意されています。
詳しくはこちらの国税庁のサイト「国税庁:キャッシュレスで国税の納付ができます!」をご参照ください。
世の中のキャッシュレス化への移行は今後加速していくと考えられます。キャッシュレスに抵抗がない方はキャッシュレス納付を検討することをおすすめします。
おすすめの納付方法
キャッシュレス納付の中でも特におすすめの納付方法は、「スマホアプリ納付(amazon pay)」です。
スマホアプリ(amazon pay)納付には次のようなメリットがあります。
・納付書や現金を用意する必要がなく手間が省ける
・クレカ納付と違い決済手数料がかからない
・amazonギフト券で納付が可能でポイント還元が受けられる
スマホアプリ納付による税金のお得な支払方法については、次の記事で解説しています。
専門家に相談
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まとめ
今回は、国税庁の納付書の入手方法について解説しました。
国税庁のホームページから納付書をダウンロードすることはできません。
税務署に事前に送付をお願いする、または直接取りに行く場合は納付期限に余裕をもって用意するようにしましょう。
また、キャッシュレス納付へ移行するのもおすすめです。
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