【初心者・実務家別】税理士事務所で働く方におすすめの本

税理士事務所で働く方におすすめの本 プロモーション

*当記事はプロモーションを含みます。

税理士事務所で勤務していますが、実務で役立つ本があれば教えて。

こんにちは。
税理士のもなた(@TaroZeikin15214)です。
今回はこんな要望にお答えし、税理士事務所で働く方におすすめな本を紹介していきます。

自分が税理士事務所に入所した際もネットでおすすめ本を検索しましたが、情報量が少ないと感じたのを覚えています。

おすすめ本は、クライアントの規模によって扱う論点が異なるため変わってきます。小規模クライアントであれば税務的な知識よりも社会保険料等の税務の周辺知識の方がより重要になりますし、大規模クライアントであれば税務知識をより高める必要があります。

今回は、そんな中でもクライアントの規模によらず税理士事務所で働く方に共通しておすすめできる本を用意しました

「初心者の方向け」「実務家必携本」の区分に分けて紹介しており、番外編として税理士事務所の仕事と関連性の高い他分野のおすすめ書籍も紹介しています。

この記事の中で気になる本が一冊でもみつかり、あなたの今後の仕事の役に立てれば幸いです。

■この記事の信頼性
この記事を書いている私は、現在BIG4税理士法人で働いています。BIG4で働く前は2つの中小規模の税理士法人で働いていました。
私が初心者の時に勉強になった本から、BIG4で働く中で手放せない事務必携本まで紹介しています。

税理士事務所の初心者や新人の方へおすすめの本

まずは、これから税理士事務所に入所予定の方、実務経験の浅い方向けのおすすめ本です。

1位:税理士事務所に入って3年以内に読む本

第1位は、「税理士事務所に入って3年以内に読む本 [ 高山弥生 ]」です。

税理士事務所にこれから入所される方や、実務経験の浅い職員の方に向けた実務の入門書です。税理士事務所でやるべき仕事が、月ごと・項目別に解説されています。

この本の良いところは、会話形式で解説されているため非常に読みやすく、マンガのような感覚で楽しく読むことができます

税理士事務所の入門書として、是非手にとって頂きたい1冊です経理の方にもおすすめですよ。

2位:日本一わかりやすい ひとり社長の節税

第2位は、「日本一わかりやすい ひとり社長の節税 税理士YouTuberが“本音”で教える [ 田淵宏明 ]」です。

税理士youtuberとして著名なヒロ先生の作品で、第1位の「税理士事務所に入って3年以内に読む本」と同様に会話形式でわかりやすく解説されています

本のタイトルは「ひとり社長の」とありますが、個人事業主や中小企業でも使える節税策が多数紹介されていて勉強になりますよ。

3位:税理士の仕事図鑑

第3位は、「税理士の仕事図鑑[本/雑誌] (先輩に聞いてみよう!) / 木村聡子/編」です。

1位、2位とは異なり税理士事務所の仕事内容というよりは、税理士としての働き方を知ることができる本です

働き方の異なる10人の税理士先生のお話が掲載されていて、ベストセラー作家の税理士・大手法人に勤める税理士・地元で働く税理士等税理士の様々な働き方を知ることができます

仕事・収入・プライベートなどの情報も掲載されていて、税理士の魅力が伝わる内容となっています。

将来どんな税理士になりたいか?

こちらの本を読んで、自分が税理士としてどの方向を目指すのか考えてみるのもいいでしょう。

4位:お金の流れが一目でわかる! 超★ドンブリ経営のすすめ

決算書てどうやって読めばいいの?細かい経済指標なんて覚えられない。

そんな方に是非手に取って頂きたい1冊です!

決算書を読むときは全体像を把握することが大切であることを教えてくれます。

税理士事務所の実務必携本

続いて、税理士事務所の実務で必携の本を紹介します。

事務所に常備しておきたい本、また、近年税理士事務所でも在宅ワークができる環境が整っており、在宅ワーク時のお供として自宅に置いておきたい本の紹介です。

1位:法人税基本通達逐条解説

第1位は、「法人税基本通達逐条解説(十一訂版) [ 松尾公二 ]」です。

法人税基本通達は、法人税の一般的、基本的な解釈基準です。通達各条文の制定に至る理論的根拠やその経緯を知ることによって、法人税の正しい理解、実務への応用が可能です

実務で判断に迷ったときには、まずこの本を参照している税理士先生も多いのではないでしょうか。実務家必携の本です。

2位:減価償却実務問答集

第2位は、「減価償却実務問答集」です。

クライアントの大小にかかわらず、資産の取得価額・減価償却といった論点は実務で必ずでてきます

耐用年数の適用の取扱いや償却計算の細かな規定、減価償却に関する知識の習得と、実務で問題の起こりやすい事項を中心にわかりやすく解説されています。

巻末には、パソコン・カーテン・エスカレーターといった具体的な資産ごとの耐用年数一覧が掲載されているのも実務で役立つポイントです。

3位:源泉所得税の実務 問答式

第3位は、「源泉所得税の実務 問答式 令和5年版/清水丘雄【3000円以上送料無料】」です。

第2位の減価償却と同様、源泉所得税の論点もクライアントの規模にかかわらず実務で必ずでてきます。

給与・利子、配当、報酬・料金等の源泉徴収の対象となるあらゆる所得を種類別に分類し、複雑な源泉徴収の取扱いが「問答式」でわかりやすく解説されています。日常の実務において直面する具体的な事例が取り上げられており、手元に1冊置いておくと安心でしょう。

4位:逐条放談 消費税のインボイスQ&A

第4位は、「逐条放談 消費税のインボイスQ&A〈決定版〉 [ 熊王 征秀 ]」です。

令和5年10月からインボイス制度が開始しますが、インボイス対応にあたってはこの1冊があれば大方の問題は解決するのでは?と感じる程内容が充実しています。

国税庁から出されているインボイス制度に関するQ&Aを掲載し、個々のQ&Aごとに消費税界隈で著名な熊王先生と渡辺先生の二人が対談形式で解説するという構成になっていて、非常に読みやすいです。

インボイス制度に関しては現在クライアントが最も関心のある論点であり、理解を深めておきたいですね

5位:自分でできる相続税申告

 第5位は、「自分でできる相続税申告(第2版) [ 福田 真弓 ]」です。

相続税の全体像を理解する上ではうってつけの本だと思います。複雑でないケースの相続税申告なら、この本を参考にすることで相続税申告を自分で行うこともできるでしょう

相続税申告書の全体図が示されていて、相続税申告書の内、どの書式が必要でどれが必要ないかがわかります。また、申告書の記載例が掲載されているのも嬉しいポイントです。

複雑な論点がある場合には他の書籍も参照する必要がありますが、相続税の初めの1冊としておすすめです

税理士事務所の仕事と関連性の高い本

ここからは番外編です。

税金関連の本以外で、税理士事務所の仕事と関連性の高い本を紹介します。

Excel 最強の教科書

Excel操作のバイブル、「Excel 最強の教科書[完全版] 【2nd Edition】 [ 藤井 直弥 ]」です。

税理士事務所の仕事では、excelを使用する機会が多いです。試算表や元帳をexcelで出力してチェックしたり、資料とデータの整合性をexcelで確認、データ分析をしたりします。

同様の処理を繰り返すことも多いので、excelの技術を活用して効率的に作業を進めることは重要です。

この本は、50万部突破と人気のExcel教本であり、関数からショートカットキー、マクロの使い方まで業務直結のノウハウが凝縮されています。

私は元々excelの操作方法に疎い人間でしたが、この本を参照しながら業務をこなすことで、今ではショートカットキーやマクロを活用できるようになり操作スピードが格段に上がったと感じています。慣れれば体が覚えるので、暗記は不要ですよ。

また、脱マウスという言葉をご存じでしょうか?

脱マウスとは「マウスを使わずにパソコンの操作をする」ことです。ショートカットキーを駆使することでマウスとキーボードの間を手が幾度となく行き来する「時間のムダ」と「作業ストレス」を改善することができます。

ショートカットキーによる脱マウスに関しては、森新さん著書のこちらの本「脱マウス最速仕事術 年間120時間の時短を実現した50のテクニック【電子書籍】[ 森新 ]」がおすすめです。

また、同じく森新さん著書のこちらの本「アウトルック最速仕事術 年間100時間の時短を実現した32のテクニック [ 森 新 ]」は、outlookに関する時間短縮テクニックが凝縮されており、仕事のメールでoutlookを使用されている方には是非読んで頂きたい1冊です。

まとめ

今回は、税理士事務所で働く方におすすめの本を紹介しました。

「初心者の方向け」、「実務家必携本」、「税理士事務所の仕事と関連性の高い本」の3区分に分けて紹介しています。気になる本が見つかれば、是非お手に取ってみてください。

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