税理士の探し方がわからない方におすすめの探し方8選【税理士解説】

税理士の探し方_個人事業主_法人 プロモーション

*当記事はプロモーションを含みます。

「税理士ってどうやって探せばいいの?」

こんにちは。
税理士のもなた(@TaroZeikin15214)です。
今回はこんな疑問にお答えしていきます。

税理士を探している方は、初めて税理士を探すという方が多いのではないでしょうか。

税理士を探したいときはどこで税理士に会えるの?どんな税理士を選べばいいの?

現役税理士である私が、顧問税理士のおすすめの探し方を選ぶ際の注意ポイントに絡めて解説します。

この記事でわかること
・税理士の探し方
・税理士選びの際の比較ポイント

当ブログの信頼性

・この記事を書いている私は世界4大税理士法人に勤務する現役税理士です
・現職の前は2つの中小規模の税理士法人で勤務していました

個人事業主と法人の税理士の探し方8選

まず、税理士の探し方を8つ紹介しましょう。

税理士紹介エージェントを利用する

1つ目は、税理士紹介エージェントを利用して探す方法です。

紹介エージェントのプロの方と相談しながら探せる安心感、複数の税理士事務所を比較できるメリットがあります。

初めて探す方にとっては、その道のプロと相談しながら探せるのは安心感がありますよね。

自分で一から探す必要がなく、顧問料の交渉などを代行してもらえるのも嬉しいポイントです

デメリットとしては、税理士紹介エージェントに掲載されていない税理士は紹介してもらえないことです。

そのため、税理士紹介エージェントを利用する場合は複数社に登録しておくことをおすすめします。エージェントによって提携している税理士が違うためです。

私がおすすめする「税理士紹介エージェント」を3社紹介します。

税理士ドットコム

1つ目のおすすめエージェントは、「税理士ドットコム」です

全てのサービスを完全無料で利用でき、税理士探しだけではなく、顧問報酬額の交渉や契約手結までサポートしてもらえるサービスの手厚さがおすすめポイントです。

運営会社は東証グロースに上場しており、サービス運営17年、累計実績278,000件以上の豊富な経験で税理士探しを手助けしてもらえる安心感があります。

報酬引き下げの実績も豊富で、税理士ドットコム利用者の71.4%が税理士報酬の引き下げに成功しています。

全国6,300名以上の税理士が登録しており、豊富な選択肢から、地域や依頼内容など希望条件に合った税理士を紹介してもらえます

税理士紹介エージェント

2つ目のおすすめエージェントは「税理士紹介エージェント」です。

エージェント名がストレートですね。

対象地域は全国で、サービス提供から11年、提携税理士も700件強と年々増加傾向にあります。

「税理士紹介エージェント」の魅力は、提携している税理士の質が高いことです。

提携税理士は700件強と税理士ドットコムと比較すると少ないですが、そもそもやみくもに提携税理士を増やそうとしていません。

どのような経験を積んできて、得意分野はどんな分野で、どのような人柄なのか等を事前に直接面談してから提携しています。

本当に紹介希望者が求めている税理士を紹介しようという姿勢に好感がもてますよね

実際、当該エージェント利用者の満足度も高く、なんとGoogleレビューは「★4.7」と業界屈指の口コミの高さとなっています

口コミを見てみると、評価の高さには次のような要因があります。
・専任エージェントが初回ヒアリングから成約まで一貫して担当してくれる
・ニーズにマッチした税理士のみ紹介してくれ余計な手間がない
・提携している税理士は厳格な審査を通過した税理士のみであり質が高い

こちらも完全無料で利用できますので、まずは無料登録から始めてみましょう。

税理士紹介ネットワーク

3つ目のおすすめエージェントは、「税理士紹介ネットワーク」です。

サービスは完全無料で利用でき、日本全国で税理士の紹介をしてもらえます。

こちらのエージェントは対応がはやく、経験値豊富な専門家が親身になって希望者のヒアリング応対をしてくれます。サービス開始以来、サービス利用によるクレームは1件も発生していないとのことで、利用者が満足して利用できていることがわかります。

また、当該サービスを利用して紹介税理士と契約に至った際には、「成約祝い金」を贈呈しもらえるという嬉しい特典もありますよ。

もなたの弟子
もなたの弟子

ふむふむ。税理士紹介エージェント3社の紹介ありがとうございます。3社の内、どこにお願いしようかな。

もなた
もなた

エージェントは複数社登録可能です。会社によって提携している税理士も異なりますので、複数社登録して自分に合った税理士をみつけてください。登録しすぎると連絡が煩雑なので今回紹介した中から2,3社登録すれば十分でしょう。

税理士紹介エージェントで探す方法
〇メリット
・プロのサポートが受けられる
・めんどうな顧問料の交渉や契約締結を代行してもらえる
・複数の税理士を比較検討できる
〇デメリット
・提携していない税理士は紹介してもらえない

インターネットから探す

続いて、インターネットから検索して探す方法です。

東京に住んでいる方であれば「東京都 税理士」のように、「地域+税理士」で検索すれば近場の税理士を探すことができます。

身内の方が亡くなり急遽税理士を探している方であれば「東京都 相続税 税理士」のように、「地域+税金の種類+税理士」で検索することでその税目に強い近場の税理士を探すことができます。

ネットで検索して探すだけですので、探す際の心理的ハードルが低いです

気になる税理士事務所の口コミを調べれば、その税理士の評判も事前に知ることができます。

ただし、ネットでクライアントを募集している税理士事務所が優良な税理士事務所とは限りませんので、自分で税理士の良しあしを判断をする必要があります

ネット情報だけだと、経験や人柄はわからず、また初めて税理士を探す方だと顧問料の相場観も判断が難しいでしょう。

インターネットで税理士を探す
〇メリット
・気軽に探すことができる
〇デメリット
・自分で税理士の良し悪しの判断が必要
・顧問料が妥当か判断が難しい

知人から紹介してもらう

知人の方に税理士と顧問契約をしている方がいれば、その方から紹介してもらう方法もあります。

知人からの紹介なら安心感があり、顧問契約の前に税理士がどんな人か話を聞けるなどのメリットがあります。

ただ、知人の方にとって良い税理士があなたにとっても良い税理士とは限りませんし、紹介してもらって違うと感じた場合の断りにくさはデメリットです。

知人に紹介してもらう
〇メリット
・知人の紹介なので安心感がある
・税理士がどんな人物か事前に聞ける
〇デメリット
・知人に自社の経営状況が漏れる可能性
・ミスマッチの際に断りづらい
・知人にとって良い税理士があなたにとって良い税理士かわからない

税理士会や商工会議所の紹介

税理士会や商工会議所に連絡して、税理士を紹介してもらうこともできます。

税理士会では、HPに税理士を探すためのサイトが設置されています。サイトはこちら「日本税理士会連合会:税理士情報検索サイト」です。

商工会議所では、定規的に「無料税務相談」なども実施しており、そこで出会った税理士の方が気にいればそのまま顧問契約をお願いするのもありでしょう。

税理士会や商工会議所に紹介してもらう
〇メリット
・情報源が信頼できる
・無料相談等で実際に会って判断できる
〇デメリット
・依頼しても断られる可能性がある
・自分で探す手間がある
・顧問料の交渉等自分で行う必要がある

異業種交流会に参加する

異業種交流会に参加して、税理士を探す方法もあります

税理士の中には、クライアントを探して異業種交流会に参加している方がいます。私の知り合いの税理士先生も、異業種交流会から顧問契約につながっている例がわりとあります。

メリットとしては、事前に直接会って話した上で選ぶことができることでしょう。一方で、異業種交流会はそもそも税理士選びの場ではないので、税理士が参加しているとは限りません。出会いの場としての不確実性はデメリットです。

異業種交流会に参加して探す方法
〇メリット
・直接会って選ぶことができる
・気軽に税理士探しができる
〇デメリット
・税理士が参加しているとは限らない
・客観的な評価は得られない

ココナラから探す

最近では、「ココナラ」から税理士を探すことでもできます。

「ココナラ」とは、各人が持つ「スキル」をサービスとして売買できるプラットフォームです。

税理士もココナラで「税務相談」「記帳代行」「申告書作成」など多数のサービスを提供していますので、ここで一度お世話になった先生とそのまま顧問契約ということもあるかもしれません。

ココナラで税理士を選ぶ際は、サービスの出品者は有資格者か、経歴や実績は十分か確認をするようにしてください。

会員登録は無料ですので、登録をして良さげな税理士がいないか探してみましょう。

■ココナラで探す方法
〇メリット
・探すハードルが低い
・税理士の比較がしやすい
〇デメリット
・税理士の良し悪しを自分で判断する必要がある
・近くの税理士がみつかるかはわからない

金融機関に紹介してもらう

融資などで関係がある金融機関に、税理士を紹介してもらう方法もあります

金融機関の紹介であれば信用度の高い税理士を紹介してもらえる可能性が高く、自分で探す手間を省略することができます。

ただし、金融機関にとって良い税理士があなたにとって良い税理士とは限らないこと、金融機関の顧問税理士となるとある程度規模の大きい事務所と考えられ顧問料が高額になる可能性はあります。

■金融機関に紹介してもらう方法
〇メリット
・情報源が信頼できる
・自分で探す手間がかからない
〇デメリット
・顧問料が高くなる可能性
・金融機関にとって良い税理士があなたにとって良い税理士かわからない

税理士事務所のイベントに参加する

税理士事務所が主催しているセミナーや無料イベントに参加し、税理士を探す方法もあります

税理士事務所がイベントを主催しているのは新規クライアント獲得が目的であり、顧問契約の話をすれば前向きに話は進むでしょう。

事前に税理士事務所の雰囲気を感じた上で決められるのも嬉しいポイントです。

注意点としては、セミナー講師や無料相談にのってくれた先生が顧問税理士になるとは限らないこと、他の税理士との比較ができないことがあります。

ある程度お願いしたい先生が決まっており、最終判断のために税理士事務所のイベントに参加するのがいいかもしれません。

■税理士事務所のイベントに参加して探す方法
〇メリット
・直接会って選ぶことができる
・お互いの目的が一致しているため話が進みやすい
〇デメリット
・担当税理士が別の職員になる可能性
・他の税理士との比較ができない

税理士選びのポイント

続いて、税理士を選ぶ際のポイントを解説します。

相性がいいか

1つ目のポイントは、税理士との相性の良さです

税理士うんぬんの前に、仕事を一緒にする上で自身と性格が合わない人と仕事をするよりは、性格の相性がいい人と仕事をする方がやりやすいですよね。

税理士も人間ですので、いろいろな性格の先生がいます。高圧的な態度を取ってくる方がいるかもしれませんし、優秀だけど相談しにくい方がいるかもしれません。

税理士紹介エージェントや知人の紹介の場合は、税理士がどんな人物か事前に確認できますので、仕事がやりやすそうな人かどうか事前に確認しておきましょう。

得意分野はなにか

2つ目のポイントは、税理士の得意分野を確認することです。

税理士といっても、相続税を専門にやっている税理士、法人が得意で個人の顧問は受け付けていない税理士等、税理士によっても得意分野は異なります。

例えば、急な相続が発生して税理士を探している場合に、相続税の経験が少ない税理士を選んだら損をしてしまうこともあるかもしれません。

個人の方であれば所得税、法人であれば法人税、相続であれば相続税と自分のニーズと税理士の得意分野が一致する方を選ぶことでお互いがハッピーになれます。

距離の近さ

3つ目のポイントは、税理士事務所の距離の近さです。

税務相談や資料のやり取りを考えると、あなたの居住地又は会社と税理士事務所の距離が近いにこしたことはありません。

また、同じ地域の税理士であれば、地元銀行とつながりがあり融資を受ける際に有利になるなどのメリットがあるかもしれません。

ただ、最近では税理士事務所もオンライン化が進んでおり、遠方でもオンラインでの相談やデータでの資料のやり取りができるため、以前よりは距離の重要度は下がっています。

顧問料の価格帯

4つ目のポイントは、顧問料の確認です。

税理士事務所によって、顧問料の設定価格は異なります。

自身が想定している顧問料と税理士事務所が設定している価格が異なる場合、顧問契約をするのは難しくなります。

金額の乖離が多少であれば、価格交渉を行う必要もあるかもしれません。

税理士事務所のHPでは、顧問料が掲載されていることがほとんどですので、気になる税理士がいれば事前に顧問料額が自分の想定と一致しているか確認をしましょう。

安易な税理士選びはトラブルの元に

事前調査が不十分なまま顧問契約を結ぶと、トラブルになる可能性がありますのでご注意ください。

税理士事務所によって、得意税目や経験している税目が異なります。税務論点が想定より複雑であったり、事業承継の相談をした際に「その分野はうちでは対応できません」と断られてしまう可能性があります。

また、税理士と名乗る人の中には「ニセ税理士」が潜んでいるリスクも残念ながらあります。

税理士業務は、法律で税理士の専門業務と定められており、その他の方が有償・無償を問わず税理士業務を行うと、税理士法第52条違反として罰せられることになります。

「にせ税理士」に税理士業務を依頼した場合、不測の損害を受けたり、税務上のトラブルの原因となるおそれがありますので注意しましょう

にせ税理士に関しては、国税庁のこちらのサイト「国税庁:No.9204 にせ税理士にご注意」でも注意喚起がされています。

自力で探す場合には、くれぐれも「にせ税理士」に依頼しないようにしてください。

税理士であるかどうかの確認については、税理士証票の提示を受けて確認するほか、日本税理士会連合会に電話(03-5435-0931)で問い合わせて確認することもできます。

おすすめの税理士の探し方

税理士を探す際の4つのポイントや安易な税理士選びの危険性を紹介しましたが、これらポイントを踏まえたおすすめの探し方は「税理士紹介エージェント」から探す方法です。

エージェントに登録されていない税理士は紹介してもらえないデメリットはありますが、エージェントには多数の税理士が登録されており、選択肢としては十分でしょう。

既にお願いしたい税理士が決まっている場合以外は、大きな問題となりません。

もなた
もなた

お願いしたい税理士が決まっている場合は、知人から紹介や税理士事務所のHPからの問い合わせで連絡を取るようにしましょう。

税理士紹介エージェントを利用すれば、どんな税理士を望んでいるかを伝えることで、プロのエージェントがあなたに合った税理士を紹介してくれます。

希望を伝える際は、どんな性格の税理士と仕事をしたいか、求めている得意税目、どの地域の税理士を探しているか、顧問料はいくらまで出せるかを伝えるようにしてください。

エージェントの利用料は完全無料ですので、利用するハードルは低いです。

また、希望を伝えれば顧問料の交渉や契約締結の手続きまで代行してくれるエージェントもあります。煩雑な手続きから解放されるのは嬉しいポイントですね。

エージェントによって提携している税理士が異なりますので、エージェントを活用する際は複数サイトに登録することをおすすめします。

登録しすぎてもエージェントとの連絡が煩雑になりますので、2,3社程度の登録で十分でしょう。

まとめ

今回は、税理士の探し方を解説しました。

税理士を探す方法としては、次のような方法があります。
・税理士紹介エージェントを利用する
・インターネットから探す
・知人から紹介してもらう
・税理士会や商工会議所で紹介してもらう

税理士を選ぶ際は、税理士の性格、得意税目や経験がある税目、距離の近さ、顧問料などを事前に確認し、自分に合った税理士か確認してから顧問契約を結ぶようにしてください。

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