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「会計ソフトを導入したいけどおすすめは?」
「そもそも導入した方がいいの?」
こんにちは。
税理士のもなた(@TaroZeikin15214)です。
今回はこんな疑問にお答えしていきます。
会計ソフトって数が多すぎてどれを選べばいいのかわかりませんよね。
ただ、数ある会計ソフトの内、個人事業主の94.2%は大手3社の会計ソフトを使用しています。
これから会計ソフトを探す方はこの3社から選べば間違いないため、全ての会計ソフトを比較する必要はありません。
会計ソフト界の大手3社について、各社の特徴を確認していきましょう。
■この記事でわかること
・会計ソフトの3大大手について
・会計ソフトを導入するメリット
・無料で会計ソフトを利用する方法
・当ブログおすすめの会計ソフト
個人事業主におすすめの会計ソフト
会計ソフトってたくさん種類があってどれを選べばいいのか、、。
確かに種類が多いですよね。個人事業主の方に人気の会計ソフトは3社ですので、今回はその3社に焦点をあてて解説しますね。
個人事業主の方に人気の3大会計ソフトは「freee」、「マネーフォワード」、「弥生」です。
上記MMRIの調べによると、会計ソフトを利用している個人事業主の内94.2%が弥生、freee、マネーフォワードのソフトを使用していることがわかります。
みんな利用しているこの3社の会計ソフトから選べば間違いなさそうですね。
3社の会計ソフトについて、次の表で簡単に比較しています。
【freee】 | 【MF】 | 【弥生】 | |
金額 | 月額1,100円~ | 月額800円~ | 0円(白色) 年額8,800円~(青色) |
サービス利用方法 | クラウド | クラウド | クラウド |
サポート体制 | メール、チャット 電話 | メール、チャット 電話 | メール、チャット 電話 |
無料プラン | 1ヵ月無料 | 1ヵ月無料 | 永年無料(白色) 1年無料(青色) |
動産環境 | windows Mac | windows Mac | windows Mac |
続いて、各社のサービス内容について深堀りしていきましょう。
freee
freeeはクラウド型の会計ソフトです。
freeeが個人事業主の方に人気の理由は、会計知識が乏しくても操作ができる操作画面のわかりやすさです。
スマホからも操作が可能で、レシートや領収書を撮影して帳簿化する機能、クレカ明細や銀行口座と連携できる機能があります。銀行やクレジットカード会社との連携先は4,000社以上に及びます。
銀行口座やクレカ明細との連携ができるのは、クラウド会計の強みです。クラウド会計については後程詳しく解説します。
freeeは帳簿の作成だけではなく、稟議や経費精算業務のIT化など経理業務全体を効率化できることも魅力です。
申請・証憑・仕訳がすべて紐づいており、帳簿から経費申請までをスピーディーに対応できます。
数値入力のリアルタイム反映とデータ管理の一元化を同時に行うことで、会計・経理業務の効率化とコスト削減を実現することができ、本来の業務に時間とコストを割くことができます。
また、freeeは開発能力が高く、クラウド会計の新機能はfreeeから開始されることが多いです。
IT導入補助金にも対応しており、最大で販売価格の2/3に相当する金額を補助金で補填することができるのも嬉しいポイントです。
freeeには、次のように3つのプランがあります(引用:freee会計)。
全てのプランで「確定申告書の作成と提出」、「銀行口座やクレジットカードとの同期」、「チャット・メールサポート」の機能を利用することができます。
最安プランは「スタータープラン」ですが、十分な機能があり問題なく確定申告を行うことができるでしょう。
少しでも予算を抑えたい方には、スタータープランがおすすめです。
3つのプランで、一番人気のプランは「スタンダードプラン」です。
スタンダードプランでは、優先的なサポートを受けられるため確定申告時期の忙しい時期でも安心です。
月次推移表や資金繰り表などの経営レポート機能、消費税の申告機能はスタンダードプランからの機能になるので、消費税の申告が必要な方や経営状況を把握しておきたい方はスタンダードプランを選択しましょう。
「プレミアムプラン」では、電話サポート機能が追加されます。
チャットでの問い合わせだけでは不安な方は、プレミアムプランを選択しましょう。
プレミアプランでは、税務調査が入った際に無料で税理士を紹介し、最大50万円まで税理士費用を補償する機能などもついています。
全てのプランで1ヵ月の無料期間があるので、まずは1ヵ月試しに使ってみるのもいいでしょう。
freeeがおすすめな人
・会計知識なしで直感的に入力作業をしたい方
・帳簿の作成だけでなく、経理業務全体の効率化を図りたい方
マネーフォワード
マネーフォワードクラウドも、クラウド型の会計ソフトです。
freeeと同様に銀行やクレジットカードとの連携機能があり、連携するとソフトが明細データを自動取得し仕訳が自動提案されます。 これにより確定申告の面倒な作業が自動化され、会計知識がない方でも簡単に確定申告をすることができます。
連携可能な銀行やクレジットカードなどの金融関連サービス数は国内No1となっています。
個人事業主向けのクラウド会計ソフトで第2位のシェアを誇っている安心感や、人工知能(AI)がビッグデータを元に勘定科目を提案してくれるサービスもあり、使えば使うほど賢くなったAIが自動入力・自動仕訳の手助けをしてくれます。
確定申告のサポートも充実しており、 操作方法に迷った際は、チャットやメール、電話にてサポートを受けることができます。 さらに確定申告に関する知識を得たいという初心者の方には、 確定申告の知識をサポートするe-Bookのプレゼントキャンペーンもあります。
マネーフォワードがおすすめな方
・口座やクレカ明細との連携を重視する方
・人工知能を活用した入力作業をしたい方
やよいのオンライン
弥生シリーズは23年連続売上No.1の実績を誇る会計ソフト界の最大手です。
私のクライアント先でも、弥生会計を利用している方は非常に多いです。
弥生シリーズには、ダントツの価格メリットがあります。
「やよいの白色申告 オンライン」はなんと初期費用・月額ずっと0円で利用でき、「やよいの青色申告 オンライン」「弥生会計 オンライン」は初年度0円キャンペーンを実施中と驚きの価格サービスです。
また、会計ソフト利用がはじめてでもかんたんに使える製品設計となっており、日々の記帳から確定申告までスムーズに行うことが可能でしょう。
サポート体制も充実しており、業界最大規模のカスタマーセンターによるサポート力でプランにもよりますが電話・メール・チャット・画面共有案内で入力業務をフォローしてくれます。
「弥生シリーズ」は多くの税理士事務所でも使用されているため、税理士との顧問契約を考えているようであれば契約後のデータのやり取りもスムーズにいくでしょう。
弥生オンラインがおすすめな方
・金額を抑えて利用したい方
・税理士事務所との契約を考えている方
会計ソフトを導入するメリット
帳簿の作成が圧倒的に楽になる
会計ソフトを導入する一番のメリットは、帳簿の作成が楽になることです。
個人事業主の方は、現金出納帳や売上元帳等の帳簿を作成し保管しておく必要があります。確定申告の際には、決算書等作成した書類を添付して申告書を提出します。
会計ソフトを導入していれば、日々仕訳を入力しておくことでこれらの帳簿は自動で会計ソフトが作成してくれます。
反対に、会計ソフトを導入していないとこれらの帳簿を一つずつ作成する必要があります。
事務手間を大幅に削減できるのは、会計ソフトの大きなメリットです。
会計ソフトで削減した時間は、事業発展やプライベートに使用できますね。
数字が見える化する
会計ソフトを導入することで、数字が見える化します。
会計ソフトに日々の取引を入力すると、試算表や推移表、資金繰り表など経営分析に役立つ様々な帳票を出力することができます。
常日頃から自社の経営状況、資金繰りの状況を把握しておくことは重要です。
税金を安くできる
所得税には、65万円の青色申告特別控除という制度があります。
この特別控除を受けるためには、複式簿記による帳簿の記載、貸借対照表・損益計算書の添付、e-tax等による電子申告などが要件となっています。
会計ソフトを使用して申告を行えば、問題なくこの特別控除の適用を受けることができ税金面で有利となります。
会計ソフトの比較ポイント
各社の会計ソフトを比較するにあたり、重要な要素を解説します。
入力の単純さ
1つ目の重要な要素は、入力の単純さです。
基本的に会計ソフトへの入力は毎日の作業です。入力操作が複雑だとストレスが溜まってしまうため、直感的に入力できる操作画面かどうかは重要です。
クライアントによって使用している会計ソフトが異なり多数のソフトを見てきましたが、「なんでこんなにわかりづらいの?」と感じるソフトも実際ありました。
今回紹介している3社は操作画面がわかりやすく、この要素からはどれを選んでも問題ないでしょう。
各社無料トライアル期間があるので、無料期間に比較して自分に合ったソフトを選んでください。
クラウド型かインストール型か
会計ソフトは、「クラウド型」と「インストール型」に大別されます。
クラウド型は、アカウントの登録をするだけで利用できソフトのインストールが不要です。一方で、インストール型はソフトをPCにインストールして使用します。
MMRIの調べによると、近年クラウド型会計ソフトの利用者が増えてきています。
クラウド型のメリットは次のとおりです。
クラウド型会計ソフトのメリット
・初期費用がかからない
・PCでも携帯でもログインすればどこからでも入力ができる
・クレカ明細や銀行口座と自動連係ができ入力作業を省略可能
・自動アップデートのためアップデート作業不要
・e-taxソフトがなくても電子申告可能
これから会計ソフトの導入を考えている方には、クラウド型の会計ソフトの導入をおすすめします。
コスパの良さ
会計ソフトを選ぶ際に、コスパの良さは重要な要素です。
安く契約出来たら嬉しいな。
クラウド型会計ソフトの料金プランは、「月額料金」または「年額料金」です。
金額が安いのは理想的ですが、安ければいいというものでもありません。
安さだけを追求して、使いたい機能が使えない会計ソフトを導入しても意味がないですよね。
各社のプラン内容を比較し、あなたが求める機能のあるプランの中から金額の安い会計ソフトを見つけましょう。
比較するのはこの記事で取り上げている3社で充分です。
動作環境は
会計ソフトが、どの環境で使用できるかの確認も必要です。
インストール型会計ソフトの場合は、Macには対応しておらずWindowsでしか利用できないこともあります。
クラウド型会計ソフトを導入する場合も、念のため動作環境の確認を行いましょう。
サポートは受けられるか
サポート体制の確認も重要です。
ほとんどの会計ソフトでは、操作方法が不明な時に相談できるサポート体制が整えられています。
電話やメール・チャットなど様々な方法で相談できると、会計ソフトの利用に慣れていない方にとっては安心でしょう。
無料の会計ソフトでは、基本的にこのようなサポートを受けることができませんので気をつけてください。
無料で会計ソフトを利用する方法
弥生会計オンラインは、白色申告であれば永年無料、青色申告でも1年間は無料で利用することができます。
白色申告のプランは永年無料で使用できるのが魅力的ですが、青色申告には65万円の特別控除制度があり、会計ソフトを導入するようであれば白色申告ではなく青色申告を目指すことをおすすめします。
青色申告プランも1年間無料で使うことができ、かなりお得です。
1年間の無料期間中も全ての機能を利用できますよ。
とにかくコストを抑えたいという方は、まず「やよいのオンライン」を試してみることをおすすめします。
おすすめの会計ソフト
トータルの機能面を考慮すると「freee」をおすすめします。
freeeは操作画面がわかりやすい、スマホアプリ機能が充実していてスマホからの操作で確定申告を完了させることができなどのメリットがあります。
銀行やクレジットカード会社との連携先も多く4,000社以上のサービスと連携することができます。
また、他の会計ソフトでは別プラントなっている「請求書の作成機能」もfreeeでは無料で利用することができます。
稟議や経費精算業務もIT化する機能があり、会計ソフトとしてだけではなく経理業務全体を効率化できるのが魅力です。
freeeにも30日間の無料お試し期間がありますので、まずは1月試してみるのもいいでしょう。
まとめ
今回は、個人事業主におすすめの会計ソフトについて解説しました。
これから会計ソフトを選ぶ方は、「freee」、「マネーフォワード」、「弥生オンライン」の3大大手から選べば間違いないでしょう。
当ブログではトータルの機能面で「freee」をおすすめしていますが、各社それぞれ一長一短があり、自分の好みに合った会計ソフトを選んで頂ければ問題ありません。
各社の無料期間を利用して比較検討してみるのもいいかもしれませんね。
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